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ワタシノカラダノコト。

明らかになった事が幾つかある。入院してから手術をして今日までの病院生活の中で、これまで自分でも何となくそうじゃないかなぁ?と感じていた事がデータとして、または医療のプロ達の言動から次々に明らかになったコト。

◎血が濃いというコト。400cc抜かれてもフラつきもしない体。
◎血管が太くて丈夫だというコト。手術の前に注した点滴が術後3日まで針を刺し替えなくて済んだ人は珍しい、と言われたり。
◎血が早く止まる。注射針を抜いた後、5分位強く押さえて血が止まってたらガーゼを外せと言われ採血の担当者が部屋を出た途端ガーゼを外してみるが止まっていた。
◎骨が硬いというコト。手術の際、予定より時間が遅くなったのは私のホネが硬すぎて執刀した外科医A教授は削ってはその手を空中でブラブラと振り、また削っては振り、を繰り返しながらその作業はとても大変だったとの証言を某先生から入手。後日その教授にも直接確かめてしまった。骨密度がよかったそうだ。30年越しの激痛にも決して痛み止めを服用しなかった私の根性が正しかったナと確信。骨は他の患者に移植できるそうで承諾書にサインをし判を捺した。
◎心臓が丈夫だというコト。毛が生えているんじゃないか、とよく周囲の人から言われてはいたが、心電図その他肺活量の検査等々でその事実も明らかに。それは手術当日の手術室での私の様子を過去のblogで読んでくれた人は解ると思うが、手術が近づくその瞬間まで脈拍も血圧も動揺していない証に数字は平常値だったのだ。
◎腕っ節の強さ。初めて車椅子の使用を許可された術後五日目の朝からその運転の技とスピード、狭いトイレをスリヌケル小回りの良さはタダモノではなくナースステーションを通り過ぎる速さに担当看護師さんは驚く。そういえば二の腕は太いが力こぶもある。同室の患者さんの世話をしていた時、水筒にお湯を入れてあげた時も他の人が数人試しても開かないほど私は蓋を強く締めていた。ペットボトルも同様、私が締めると他の人では開かない。指の力も強いらしい。エアコンと窓の隙間に収納してある見舞い客用の折り畳みの椅子を車椅子に座ったまま両手で重量挙げのように軽々ヒョイと持ち上げてしまったとか。
◎右足の筋肉の強さ。長年悪かった左足を庇うために私の右足は何倍も努力をしていた。左フトモモよりも右は4センチも太く、柔軟性も人一倍。立っている時は殆ど右片足立ち。普通は庇うほうの足も弱くなるんだと言う。私の右脚はあくまで頑丈だった。
ありがとう!右足くん。削り取られてしまった左股関節くんも今までホントにありがとう!次は誰かの役にたってネ。新しいピカピカの人工股関節は大分私の体に馴染み、違和感も取れてきた。今朝、洗面所で両足立ちでシャンプーしていた時、フッと右足への負担が術前より軽くなったと思った瞬間があった。左足に体重をかけることに不安を抱いていたのが、新しい自分の左足をやっと信頼できるようになったのだ。借りてきたロボットの足みたいだったのが。もう大丈夫。あとは日数とリハビリ次第。
by masumi-ashi | 2006-03-30 21:09


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